奈良県建築労働組合は、略称を『全奈良県建築』といい、建築業で働く人なら事業主(一人親方)労働者(職人)を問わず誰でも加入することができる労働組合です。現在は、3,500人程の仲間が加入しています。
昭和25年に結成。以来、常に「建築労働者の経済的、社会的地位の向上」「建築労働者の幸せ」をめざし、組織体制の強化に努めるとともに、「中建国保」「労働保険」「共済事業」「税金対策」など、組合員さんの仕事や暮らしに直結する事業を提供しています。
今ではあたりまえの数々の制度も、仲間の団結と努力があったからこそ実現できたものです。まだ加入されていないみなさんに、ぜひ加入をおすすめします。
組合組織の宣伝と組合員仲間どうしの連帯感を深め、また仕事先での助け合い等を目的として組合員が仕事で使う工事・作業車両等に貼付し組合加入を呼びかけています。
【組合員表示用マグネットシート】
全建総連は人間の生活で最も大切な「衣食住」のうちの「住」の生産に携わる建築職人を中心に作っている組合です。わが国の建築産業で働く者の最大の労働組合で、かつ、日本の労働組合では4番目の規模にあります。
全建総連は正式名称を全国建設労働組合総連合といい、都道府県ごとに組織された53組合の連合体です。そして、連合、全労連、全労協のいずれの労働中央団体(ナショナルセンター)にも属さない中立の産業別労働組合です。
全建総連は「個人加盟の居住地組織」の形態として出発しました。企業の枠を超えたところで、一人ひとりを説得し、本人の自発性に基づく加盟を原則にしています。ですから、会社や事業所ごとにつくられている組合ではなく、個人個人が自分の意志で地域の組合に加入するのが大きな特徴です。
全建総連は結成当初、どちらかといえば町場の建築職人が中心の組織でしたが、仲間を増やす運動が進んだ結果、あらゆる建築現場で働く全ての建築労働者・職人が対象になっています。